アップルを創った怪物—もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝
原書のタイトルは、「iWoz: Computer Geek to Cult Icon: How I Invented the Personal Computer, Co-founded Apple, and Had Fun Doing It」です。
ジョブズの方はiConで和書が出ているし、怪物とかよりiWozの方が良かったと思うんだけど、日本だとジョブズ程の知名度が無いからかな??
インタビュー形式で作られた本のようで、ウォズが語りかけるような口調で綴られてます。
まずウォズからこれだけの事を引き出したインタビュアーが良い仕事をしてます。
ウォズがApple Computerを作ったのも悪戯好きなところも、「これをこうすると面白いだろう」という事しか考えていないというのがベースにあるのは間違い無いですが、やはりそんじょそこらのオタクとは格が違いますね。
作ってきた物も然る事乍ら、ウォズ流の名言が鏤められています。
まじめな話、忍耐力は過小評価されているよ。
という一文は響きましたね。
楽しんで作って来たという部分もかなりのウェイトを占めるのでしょうが、それだけではない「忍耐力」にも焦点を当ててる所に教育者としての一面を覗かせています。
結果をあまり気にせず、今している事に集中し、それをできるだけ完璧に仕上げることが大事だということを学んだんだ。
途中のやるべきことをすっとばして最終段階だけをなんとかしようとする人たちをたくさん見た。そんなの、うまくいくはずがないんだ。絶対に無理なんだよ。
これは耳が痛い。分かってはいるんですよ、頭の中では。
本書読んで決めました。この一文を今年の戒めにします。
画期的な製品や機能を生み出せる可能性が一番高いのは、一人で仕事をする時だ。委員会じゃだめ。チームじゃだめなんだ。
まずウォズ程1人で完結出来るような人は滅多に居るもんじゃないよね。。。
- ウォズのように作れる人間になる
- ウォズのような人に作ってもらう(ジョブズの様に)
- 1人で決定するのと同じようにスムーズに意志決定が出来るチームで挑む
優れたエンジニアはアーティストである
この点に関しては、100%同意です。
詳しくは、私のバイブルの一つ「ハッカーと画家」に譲った方が良いでしょう。
いやぁこの本は面白かった。
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